家庭菜園を本格的に畑でやりたい方
お近くに市民農園があれば、そこを借りてはじめるのが手っ取り早いです
市民農園で家庭菜園をはじめるための手順を記事にしました。
市民農園をはじめる手順
全国市民農園の情報を確認
農水省のホームページに全国市民農園の場所、料金、施設概要が一覧で掲載されています。
引用元:農水省ホームページ 市民農園の利用方法より
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/tosi_nougyo/s_riyou.html
こちらでお住まいの地域にどれくらいの市民農園があるかを調べてください。
住まいから近い場所を選ぶ
真夏の水やり 頻繁に通う必要ある
- 毎日が理想、土日は必ず、月〜金で2日位、週に3〜4日は行きたい
- 通勤の間に畑があるのが理想ですが、そんな都合のいいことはありませんね
- 筆者も仕事の時はなかなか行けません、努力して土日以外に2日行くようにしています
なぜ近い方が良いのか? やるべき一連の作業がある
※①②⑤は計画立てて一気にやる
※③④は最低週3回以上は必要です、特に③は夏の暑い時期は早朝に水やりしたい。
- 土づくりの時〜1日から2日間
・土のpHを測り、石灰などで調整
・堆肥をすき込む - 苗と種を植える時〜1日から2日間
・ゴールデンウイーク前後に苗、種の植え込み - 夏の水やり〜一時期は毎朝か夕方
・水が必要な野菜(なす・きゅうりなど)は頻繁に水やり必要 - 脇芽とり、仕立てを決める時〜できれば1週間に2、3回
・脇芽とり、取らないと四方八方に伸び放題
・3本仕立てとかの誘引作業がある - 支柱立てをするとき〜1日から2日間
・ネット張り(インゲン、ゴーヤなど)
・支柱たて(トマト、きゅうりなど)
開始時期を決め応募する
募集期間を確認し早めに応募し、締め切りに間に合わせる
- 市民農園を借りることを事前は早めに決めておく。
市民農園は募集期間が決まっている
迷って,応募が遅れ,募集締め切り、なんてこともあり得ます。
春先に募集し、先着順に場所がうまっていくことになります。
前年に借りていた方には事前に通知がきて、優先的に借りることができます
借りる畑の広さを決める
どれくらいの広さを借りればいいのか?
- 初心者は5m*5m(25平米)もあれば十分です。
筆者は現在5m*10m(50平米)を借りて過程菜園をやっていますが1人では限界と感じています
50平米あると、野菜も20種類以上は余裕で栽培可能です
初心者が1人で作業可能な広さはせいぜい50平米程度
水の設備を確認
水やりは野菜栽培の大切な作業
- 翌日などに雨が降らない限りは畑に行ったら必ず、水やりをします。
- 水道設備が自分の借りる区画から遠いとかなり大変です。
- 重いジョーロを抱えて、何回も往復することになります
- なので、水道設備が近い、区画を借りる方が便利です。
道具置き場の確認
野菜栽培には鍬、スコップ、支柱、など栽培に必要な道具がたくさん
- そのつど、家に持って帰るのも大変、道具小屋に預けるのがベスト。
借りる市民農園に道具小屋があるのかを事前に確認しましょう。
市民農園の申し込み方法
まずは下見する
市民農園の雰囲気を感じとる
- 借りる市民農園を決めたら、いちど見学にいきます。
場所の確認、農園の大きさ、雰囲気などを感じてみましょう。
実際に畑を借りている人が作業していますので、邪魔にならない程度に話しかけても問題はないです。
「今度借りようと思うのですが、何か気をつけることありますか?」・・など。
申し込み方法
ネットで申し込み期間と場所を調べる
- 申し込み期間の早い段階で応募する
- 早い順にいい場所がうまっていきます。
- なるべく、水道の近くで、自分の好きな位置、端っこか真ん中か、など好みの場所が選べます
申し込み指定場所で契約する
- 指定場所に行く (筆者の場合はJAさんの敷地内にありました)
- 区画を決める、水道の近い場所、日当たりが悪い区画はないですが一応確認
- 契約金を支払 、地域により相違ありますが、だいたい年間10,000円前後
申込書の例
ご参考までに、筆者がお借りしている
札幌厚別区市民農園いまい様の「利用の決まり」と「利用契約書」す。
書式は違うかもしれませんが、どこもこんな感じの「利用の決まり」と「契約書」で契約をすることになります
まとめ
市民農園を借りて畑で本格的に家庭菜園ライフを楽しみましょう。
家庭菜園は暮らしを豊かにしてくれます。
周囲に市民農園を借りている人はあまりいないはず
まずはご自分でネットで情報を集める
開始時期を決め、家族の理解を得る
まずは見学に行って、雰囲気を感じとる
期間内のなるべく早い段階で契約をする
道具を揃える、知識を得る
家庭菜園は体力維持、メンタルヘルスにとっても良い。
お子様がいる方は食育にもなる。
市民農園の方々とも地域コミニティーの仲間になれる
もちろん、収穫は最大の楽しみ♪
ぜひ、畑で家庭菜園をはじめ、野菜栽培の楽しさをおもいっきり味わいましょう!