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【現役マンション管理人】が語る最低賃金×自分ペース仕事の実態|シニアにおすすめ!

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筆者は2025年9月よりマンション管理人の仕事につきました。

仕事をやりはじめて、まだ2週間目ですが、当初思っていたイメージとはちょっと違い「こんなに良い仕事はない!」と思いはじめました。

これは、シニアの皆さんや副業を探している方に是非やってほしいと思い、記事にまとめてみました。

🔸本記事はこんなあなたにを読んでほしい!

①マンション管理人の仕事って実際はどうなの?と思っている人

②定年を控えて「仕事をどうしようなか〜」となんとなく悩んでいる人

③定年後、仕事についているが、もっと短い時間の仕事に転職したい人

④フリーランスで仕事をしているが、短い時間パートで5万くらい稼ぎたいと思っている人

こんな方々にぜひ読んでほしい内容となっています。

マンション管理人の仕事は

・ストレスなく、自分のペースで仕事ができる

・仕事の合間に、新しい趣味や生きがいをする時間がたっぷりとれる

・ゆるい責任と適度な運動、頭と体にとってもいい毎日を過ごせる

気力体力が乏しくなってくるシニアにとって、唯一最強の仕事です!

では、簡単に解説していきます。

Contents
  1. 現役管理人の筆者が【マンション管理人】の仕事をおすすめする3つの理由
    1. 理由① 年齢・経験を問わず採用されやすい
    2. 理由② 最低賃金でも「ゆるく長く」続けやすい
    3. 理由③ 体力的な負担が少なく安心
  2. マンション管理人の仕事内容と一日の流れ(リアル体験)
    1. マンション管理の仕事①:清掃・点検・見回りが中心
    2. マンション管理人の仕事②:住民対応は意外と少ない
    3. マンション管理人の仕事③ 自由時間の使い方(新聞読める?資格勉強できる?)
  3. 最低賃金×自分ペースはメリットかデメリットか?
    1. ゆるさと安定感 → 精神的ストレスが少ない
    2. では、収入面はどうでしょうか。
    3. 本業や副業との両立も可能?
  4. 働いてみて分かった「大変なこと」も正直に語ります
    1. 人間関係(住民や管理会社との距離感)
    2. 突発トラブル対応(設備故障・クレーム)
    3. 孤独感との付き合い方
  5. マンション管理人の求人の探し方と採用のコツ
    1. どんな人が採用されやすい?(性格・経験)
    2. シニア歓迎の求人サイトの紹介
    3. 応募から採用までの流れ
  6. まとめ|シニアには「最低賃金でも価値がある仕事!」

現役管理人の筆者が【マンション管理人】の仕事をおすすめする3つの理由

マンション管理人室

「65才?若いね〜!」って会う人に必ず言われます🫨

まず、筆者がいちばん驚いたのは、マンション管理人の仕事って70代がウヨウヨなことでした

どうして年寄りばかりなのか?、

それは、稼ぎが少なくて、若い人はマンション管理人の仕事では食っていけないから、なので定年後すぐに仕事に就けば、「若手」なのです。

そして、年齢なりの最低限の知力体力さえあれば、いつまでも続けることができるとっても良い仕事です

理由① 年齢・経験を問わず採用されやすい

求人の多さ(シニア歓迎案件が豊富)

筆者は62才で定年退職した後、再就職先で65才まで働き、次の仕事はマンション管理人をやろうと決めていたので、ハローワークではマンション管理人一択で検索をしていました。

自宅で求職検索活動をしていましたが、ハローワークの検索画面でも日々違うマンション管理人の募集がありますし、web上にはindeed、アルキタなど多数の求人サイトでマンション管理人の仕事が毎日更新されています。

特別な資格やスキルが不要

主な仕事内容が掃除なので、特別の資格やスキルは全く必要ないです

筆者も実際に仕事について実感したのは、80%が掃除清掃だということ

唯一、言えることは、同じようなことを繰り返しできる人でなければ続かないと言うことですね。

持っていると良い資格は管理業務主任者

引用元:一般社団法人マンション管理業協会

面接で重視されるのは「人柄」

管理人の20%はマンション住民対応と業者など来館者の対応です。

これも特別のスキルは必要ないです、普通の会話ができれば問題はありません

ただ、あまりクセ強の人は向いていないかもしれません、自分の我が強く、会話の中でもついつい自分の主張を強く押し出す感じの方はダメです、

なので、面接官はそのあたりの人柄をよく見て、判断することになります。

猫被っても後々苦労するので、いつものあなたで肩の力を抜いて面接に臨むのが良いでしょうね。

理由② 最低賃金でも「ゆるく長く」続けやすい

年金+αの収入源として最適

筆者の年金は月に手取りで15万程度です、なのでそれだけでは生活はできません。

細かい話しですが、普通に生活するには、あと7万円不足!

それを補うため、最低賃金1075円×7時間×20日=社会保険や厚生年金などを差っ引かれて、手取り10万円程度

年金➕αの収入としては十分です。

忙しすぎない、プレッシャーが少ない

まだ、2週間しか働いていませんが、ほぼ毎日同じ仕事を繰り返すだけで、まったくストレスがありません。

そして、仕事の時間割も一応、ありますが、自分のペースで勝手にカスタマイズしています。

忙しすぎず、変なプレッシャーはありません。

定年後も70代まで働きやすい

冒頭でも書きましたが、マンション管理人は70代が主力です、筆者は現在65才なのであと10年は楽勝に働くことが可能です。

まあ、「そこまで働く気はないよ」と言うあなたも、あと10年は働くことができると分かっていれば、あとあと生活状況が変わって、どうしても働かざるを得なくなっても、安心ですよね。

理由③ 体力的な負担が少なく安心

主な仕事は見回り・受付程度・清掃

まず、朝一番の仕事はマンション館内の各フロアーと屋上、階段、地下のポンプ室、マンションの外回りに異常がないかの見回りです。

次に、主な仕事は掃除で、自在箒、掃除機、化学モップなどで清掃する

あとは、来館者の対応で、ほとんどは決まった業者の決まった担当者(すぐに顔馴染みになります)が来る程度です。

力仕事は少なく、腰や膝に優しい

もっとも力を使うのは、草刈りですかね、

力仕事はほぼありません、雇っている会社側も、怪我をされても困るので、余計な力仕事は任せられません、専門の業者さんが来ることが多いです。

健康維持・生活リズムの維持にも役立つ

毎朝、通勤して、軽い軽作業の仕事をして、少しの会話があり、適度な体に良い運動にもなるマンション管理人の仕事

健康維持と生活リズムをしっかり維持するためにも、とっても役に立つ仕事です。

引用元:法務省公式ページ

老朽化マンション等の管理及び再生の円滑化等を図るための建物の区分所有等に関する法律等の一部を改正されます

マンション管理人の仕事内容と一日の流れ(リアル体験)

マンション管理の仕事①:清掃・点検・見回りが中心

マンション管理人の仕事は、難しい業務というより「建物をきちんと維持すること」が中心です。

具体的には、

共用部(エントランス、廊下、階段、エレベーター前など)の清掃

ゴミ置き場のチェックと整理

館内や外周の見回り、異常がないか確認

照明や設備の点灯確認

といった作業が多いです。


「誰でもできる単純作業」と思うかもしれませんが、住民が快適に暮らすための大事な基盤づくりです。

掃除一つでも「きれいになったね」と言われると、意外なやりがいを感じられます。

マンション管理人の仕事②:住民対応は意外と少ない

管理人の仕事と聞くと「住民からのクレーム対応ばかり」と思う方も多いのですが、実際にはそんなに頻繁ではありません。

挨拶を交わす程度の日常会話

郵便や宅配の受け渡し(建物による)

まれに「電球が切れている」「ドアが開かない」といった相談

があるくらいです。


住民の方は普段忙しく、管理人室に用がある人は限られています。

むしろ「人と関わりすぎないで済む仕事」という印象の方が強いです。

人付き合いが苦手な人でも安心して取り組めると思います。

マンション管理人の仕事③ 自由時間の使い方(新聞読める?資格勉強できる?)

シフトやマンションの規模にもよりますが、日中は意外と自由な時間ができます。


清掃や点検を済ませた後は、管理人室で待機しながら住民や来客に対応する「待ち時間」があるのです。

この時間は、

新聞や雑誌を読む

資格勉強や趣味の読書

軽い運動やストレッチ

など、自分のペースで過ごすことが可能です(もちろん居眠りや私用での外出はNGですが)


私はこの時間を使って「パソコンで文章を書く」「新しい知識を学ぶ」ことを続けています。

「働きながら勉強できる環境」として考えると、非常に効率のいい仕事だと感じます。

最低賃金×自分ペースはメリットかデメリットか?

ゆるさと安定感 → 精神的ストレスが少ない

マンション管理人の大きな魅力のひとつは、働くペースが自分で調整しやすく、精神的なストレスが少ないことです。

出勤時間や清掃の順序はマニュアルがありますが、細かい指示に縛られることはほとんどありません。

クレーム対応や急なトラブルもありますが、頻度は少なく、突発的なストレスは想像以上に少ないです。

「ゆるく働ける」という安心感は、定年後に初めて働く人や、副業として働きたいシニアにとって大きなメリットです。

このゆるさと安定感があるからこそ、心身への負担を抑えつつ長く働けます。「最低賃金でも続けられる」理由はここにあります。

では、収入面はどうでしょうか。

マンション管理人の給与は最低賃金ベースのところが多く、月10〜15万円程度が相場です(勤務時間や地域による)

定年後、年金が受け取れる場合、管理人の給与は「生活の足し」として考えると無理なく働けます。

たとえば、年金12万円+管理人給与10万円=月22万円で生活する場合

家賃や光熱費、食費、日用品などを差し引いても、最低限の生活は可能

無理のない範囲で副収入を確保しつつ、生活リズムを保てます

現役管理人として働きながら、実際にこの収入で生活している筆者の体験では、生活費を気にせずゆとりを持って過ごせる範囲に収まることが多いです。

本業や副業との両立も可能?

マンション管理人の勤務時間は日勤中心で、残業もほとんどありません。

午前と午後に数時間ずつ働くケースもあり、本業の隙間時間や別の副業との両立がしやすいです。

空いた時間を使って資格勉強、趣味、ブログ執筆など、自分のペースで活動できるのも大きな魅力。

ただし、夜間や土日勤務がある場合もあるため、自分の生活スタイルと相談してシフトを決めることが重要です。

まとめると、最低賃金でも自分ペースで働ける環境は、精神的な安定・生活リズム・副業との両立という面で非常にメリットが大きい仕事と言えます。

働いてみて分かった「大変なこと」も正直に語ります

人間関係(住民や管理会社との距離感)

マンション管理人として働いていると、住民や管理会社との人間関係が避けて通れません。

挨拶や軽い雑談で距離を縮めることは大切ですが、すべての住民と仲良くなるのは現実的には難しいです。

中には理不尽なクレームを言う方や、過度に干渉してくる方もいます。

管理会社とのやり取りも、指示が曖昧だったり、スケジュール調整が必要だったりすることがあります。

ただし、距離感を保つことができれば大きなストレスにはなりません、筆者も経験を積むことで「この人とは距離を置く」「この人には丁寧に対応する」といった感覚をつかみ、精神的負担を減らしています。

突発トラブル対応(設備故障・クレーム)

管理人の仕事では、時に思わぬトラブルが発生します。

  • エレベーターの停止、漏水、電気設備の異常
  • クレーム対応は状況によっては体力・精神力を使う作業

とはいえ、多くはマニュアルや管理会社の指示に沿って対処できるため、慌てず対応すれば問題ありません。筆者も最初は不安でしたが、経験を積むことで冷静に対応できるようになりました。

孤独感との付き合い方

日勤の間、住民が少ない時間帯や管理室での待機時間は意外と長く、自分だけの時間が増えます。

これはメリットでもありますが、一方で孤独感を感じる人もいます。

筆者はこの時間を読書や趣味、資格勉強にあてることで充実させています。

また、住民とのちょっとした会話や感謝の言葉が、孤独感を和らげる助けになります。

結論として、孤独感も「使い方次第」でプラスの時間に変えられるというのが筆者の実体験です。

マンション管理人の求人の探し方と採用のコツ

どんな人が採用されやすい?(性格・経験)

マンション管理人の採用で重視されるのは、意外と「資格や経験」ではなく人柄や性格です。

誠実さ・責任感:毎日決まった業務をこなす仕事なので、コツコツ続けられる人が好まれます。

コミュニケーション能力:住民や管理会社と簡単なやり取りができる、穏やかな対応ができることが大切。

柔軟性:突発的なトラブルや変則シフトに対応できる人は高評価されやすいです

経験については、清掃や施設管理の経験があるとプラスですが、未経験でも採用されることがほとんどです。

筆者も未経験でスタートしましたが、研修やマニュアルが整っているため、安心して働けました。

シニア歓迎の求人サイトの紹介

シニア向け求人は、一般的な転職サイトよりも専門のシニア求人サイトで探すのが効率的です。

おすすめサイト例

【シニアジョブ】…シニア歓迎案件多数、勤務条件がわかりやすい

【高齢者ワーク】…日勤や短時間勤務の求人が豊富

【ハローワーク シニア求人】…地域密着型の案件が多い

求人を探すときのポイントは、「勤務時間・給与・勤務地」が自分の生活スタイルに合っているかを必ず確認することです。

応募から採用までの流れ

マンション管理人の採用は、基本的にシンプルです。

筆者の体験に沿って流れを説明します。

①求人を探す

②上記のシニア求人サイトや管理会社の公式HPから応募

③応募書類の提出
・履歴書(職務経歴書がある場合は添付)
・未経験でも「やる気」をアピールする文章がポイント

④面接
・質問は「勤務時間は守れるか」「簡単な清掃や点検はできるか」などが中心
・緊張せず、誠実に答えることが重要

⑤採用通知
・書類選考後、面接合格者に採用通知

⑦契約内容・シフトの説明を受けて署名

⑧現場マンションで研修開始!

筆者も未経験で応募しましたが、人柄とやる気を重視され、思ったよりスムーズに採用されました。

シニアの方でも、自分の生活スタイルや体力に合う条件を選べば、十分に挑戦可能な仕事です。

まとめ|シニアには「最低賃金でも価値がある仕事!」

マンション管理人は自由・役割と居場所・感謝が得られる最高の仕事です。

マンション管理人は、決して高収入ではありません。
ですが、お金以外に得られる価値が大きい仕事です。

筆者の実体験から言える3つのポイントは

ポイント①🔸自由な時間を自分のペースで使える

清掃や点検などの仕事はマニュアル化されており、空き時間には趣味や勉強、読書にあてることも可能です。

ポイント②🔸役割と責任感を持って働ける

マンション全体の安全・快適さを守る仕事なので、住民からの信頼や感謝が直接返ってきます。

「誰かの役に立っている」という実感が、精神的な満足につながります。

ポイント③🔸感謝ややりがいを日々実感できる

「きれいになった共用部」「助かったと言われる対応」など、小さなことでも感謝の声が返ってくるのは思った以上に嬉しいものです。

お金以外のやりがいを重視したい人に向いている

もしあなたが、

定年後に「何かを続ける役割」を持ちたい

副業や生活費の足しとして無理なく働きたい

お金以上に「感謝・やりがい」を感じられる仕事を探しているなら、マンション管理人は非常におすすめです。

このブログ記事を書いた時点では、筆者もまだ2週間しか働いていませんが、65歳を過ぎてからこの仕事をはじめ、体力的に無理なく、自分のペースで続けられる点が何より魅力です。


最低賃金でも、「生活+心の充実」を手に入れられる仕事として、ぜひ選択肢に入れてほしいと思います

ABOUT ME
トシボー
38年勤務した食品商社を定年退職、現在は団体職員として再就職。 2023年現在64才のブログ初心者です。 「シニアの暮らしをデザイン」するブログとして ・定年前後の仕事のやり方 ・シニアに役立つ良品アイテム ・シニアのきもち などを発信します。