忙しくて本が読めない😢
買い置きの本が、ベット脇やソファの横に散乱している
ほんとうはもっと本を読みたい!
そんな読書好きなあなたに、隙間時間を利用して本を読む方法を解説します。
月に何冊読書してる?

みんなは一体、月に何冊くらい本を読んでいるのだろう?
おそらく、「スマホ、ゲーム、SNS、仕事やプライベートで忙しくて、本を読むヒマがないよ、そもそも、本にお金をかけられないし、図書館に行く時間もない」という人が多いかと思います。
月に何冊くらい本を読んでいるのか?
では、日本人はどれくらい読書をしているのか?
文化庁の調査資料から抜粋していきましょう。
令和5年 文化庁の「国語に関する世論調査」
・読書と文字・活字による情報に関する意識
令和5年 文化庁の「読書と文字・活字による情報に関する意識」
本を読まない人が6割以上。(平成30年以前は4割台後半でした。)
そして、月に1冊以上読む人が約3割。
やはり、みなさん、あまり読書していませんね。
月間何冊読む <※雑誌・漫画は除外> | 割合 |
---|---|
読まない | 62.6% |
1〜2冊 | 27.6% |
3〜4冊 | 6% |
5〜6冊 | 1.5% |
7冊以上 | 1.8% |
無回答 | 0.5% |
本以外の文字・活字による情報を読む機会
本以外のネットやSNSで活字情報を見ている人が7割以上、スマホを利用して活字に触れている方が多いようです。
「本以外の活字を読む機会がほぼ毎日ある」
・全世代平均→7割台半
ですが年齢別に見ると……。
・20代〜50代→8割台
・10代と70代→5割後半
10代と70代が毎日見ている人が5割程度で少ないです。
20代〜50代に比べて、仕事で使う機会が少ないことが要因です。
本以外の活字を読む機会 | 割合 |
---|---|
ほぼ毎日ある | 75.3% |
週に3〜4日 | 6.3% |
週に1〜2日 | 4.1% |
月に数日くらいある | 3.5% |
ほとんどない | 10.4% |
読む本の選び方
では次に、本を読んでいる人はどうやって、自分が読む本を選んでいるのかを見ていきます。
- 書店で手に取って選ぶ→57.9%
- ネットの情報で選ぶ →33.4%
- 図書館や図書室で選ぶ→25.0%
あとは、広告を参考、家にあるもの、友人知人のおすすめ、信頼できそうな書評、ベストセラーから、文学賞受賞作、などが続きます。
※過去の調査比較:書店で選ぶが減って、ネットで選ぶが増えているようです。
読書量の変化
「読書量は減っている」が 69.1%、「読書量はそれほど変わっていない」が 24.5%、「読書量は増えている」が 5.5%となっている。
🔸読書量が減っている理由として
①スマホで時間が取られる 43.6%
②仕事や勉強が忙しく読む時間がない 38.9%
③視力など健康上の理由 31,2%
④テレビの方が魅力的である 19.8%
⑤読書の必要性を感じない 8.5%
意外だったのが、④のテレビの方が魅力的であるは、高齢者の意見が反映されているのか?
それから、⑤は書店離れのひとつの理由にもなっていると感じますね。
それでは、読書量が減っている中、
どうやって本を読んでいくかについて見ていきます
忙しいからこそ読書しよう

本を読めない理由として「スマホでの情報収集」「仕事や勉強が忙しいから」が多いです。
とはいえ、一方でたくさんの本を読んでいる人もいます。
この章では、忙しい中でも、読書ができるようになる方法を見ていきましょう。
忙しい人ほど本を読んでいるという事実
「時間がないから本が読めない」というのは誤解です。
時間がない中、本を読む・読める理由は?
・オバマ元大統領は大統領在任中も1日30分の読書を欠かさなかった。
・経営の父ピーター・ドラッカーは多忙の中、生涯で1万冊以上の本を読んだ。
・孫正義氏は10代の頃から1日50ページを読むことを日課にしていた。
でも、それって、めちゃ有能な人だったからでしょ!
それは違うと思います、彼らは単に時間の使い方がうまかったのです。
そして、彼らが本を読む理由は明確です。
本から得られる知識や視点が、その忙しさを乗り越えるための知恵となるからです。
筆者も現役バリバリの時は多忙の中、
限られた時間を使ってたくさん本を読んでました
忙しい人ほど本を読むのには、もう一つ理由があります。
それは、本を読むことで思考が整理され、時間の節約になるからです。
時間がないから本が読めないのではなく、本を読まないから時間が足りなくなる…。
そう考えると、現代のビジネスリーダーたちが「忙しい」中でも読書時間を確保している理由が見えてきます。
・意思決定の質が上がり、判断のスピードが速くなる
・他者の経験から学ぶことで、無駄な失敗を避けられる
・新しい視点を得ることで、効率的な問題解決が可能になる
・知識が増えることで、より本質的な議論ができるようになる
「今の時代こそ、忙しい人ほど本を読むべきなんです」
隙間時間で読書する

隙間時間って、忙しくって、スキマ時間なんてないよ!
いったい、どの時間をスキマ時間って言うんだい?
そうですよね、でも、むずしく考えないで、いつもの生活のなかから、時間を見つけてみませんか?
「移動時間」を味方につける
電車での通勤時間が、私の最高の読書時間です
しかし、混雑した電車内で本を広げるのは現実的ではありません。そこで活用するのが「聴く読書」
Audibleなどのオーディオブックを使えば、満員電車でも、運転中でも、安全に本を読むことができます。
筆者も無料で試して、いったん退会し
あとで再度登録、いまは快適に使っています
「待ち時間」を有効活用
病院の待合室、美容院、役所での順番待ち…。
私たちの日常には、意外にも「待ち時間」が潜んでいます。
スマートフォンでSNSをチェックする代わりに、オーディオブックを使う、文庫本を読む、 スマホでKindle本を読む、すぐに本が読めるように、用意しておく、その積み重ねが大きな違いを生み出します。

「家事の時間」と組み合わせる
オーディオブックは皿洗いをしながら、掃除をしながら、料理をしながら…。実は家事との相性が抜群です。
普段は「作業時間」で終わっていた時間が、「学びの時間」に変わります。
「15分ルール」を実践する
寝る前の15分を確保するのです。
たった15分でも、継続すれば大きな力になります
この習慣づくり、1日1章でも、2ページでもいい。
コンスタントに本と向き合う時間を作ることが、読書習慣の基礎となります。
「ながら読書」の活用
これもオーディオブックの活用になりますが
ジョギングしながら、ウォーキングしながら、ガーデニングしながら…。
体を動かすことと読書を組み合わせることで、心身ともにリフレッシュできます。これこそが、オーディオブックの最大の魅力かもしれません。
筆者も毎朝のウオーキングで利用してます
運動しながら学べるのがとてもいい!
「5分単位」で考える
すきま時間の見つけ方にコツがあります。
エレベーターを待つ間、電子レンジの温め時間、コーヒーを入れる間…。
5分単位で時間を見つけ、それをオーディオブックで活用する、その積み重ねが、1日30分の読書時間を生み出すのです。
じつは筆者もこの方法で読書時間が実際に増えました。
1ヶ月続けてみた結果…
・通勤時間の満員電車が学びの時間に変わった
・家事の効率が上がった
・新しい会話のネタが増えた
・物事を多角的に見られるようになった
「時間がない」と諦めていた読書。実は私たちの周りには、たくさんの「読書できる時間」が眠っていたのです
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」から教わる読書の仕方
忙しくて余裕がない時、そういったノイズを受け入れる余裕がない。
なので、本が読めなくなる
よく開くSNSや動画アプリの近くに「電子書籍アプリ」を入れてみる
いつもの惰性でスマホ画面に目が入って、ついつい馴染みのSNSなどに見入ってしまう。
そういうとき、電子書籍のアプリを入れておいて、開いてみる。すると、「こっちの方が自分が欲しい情報があるじゃん」と、本のおもしろさを感じられるかもしれません。
読書メモをつけておくと、「今月は読めてるぞ!」とか「あ〜まったく読めてないなー」など一目でわかって読書のモチベーションにもつながる。
書店に行って新しいジャンルを開拓することで読書のモチベーションが上がる、いわゆるジャケ買い、デザインや色調が気に入った背表紙や、今の自分に刺さるタイトルの本、全く関係のない例えば釣りの本とか、トイレの歴史などなど。
電子書籍やスキマ時間などを活用して、少しでも読書できるように準備しておく!
まとめ


「時間がなくて本が読めない」
そう思っているあなたに、なぜ、多忙な中でも読書の時間を確保できるのでしょうか?
それは、本から得られる知識が、その忙しさを乗り越えるための知恵となるからです。
1時間の読書で得られる気づきは、時として10時間分の試行錯誤に匹敵するとも言われています。
読書を習慣にすることで、あなたの生活はこう変わります:
・家族との会話が弾み、絆が深まる
・世の中の出来事への理解が深まり、教養ある意見が言える
・新しい趣味や関心事が増え、人生がより豊かになる
・知的な刺激で脳が活性化し、若々しい思考が保てる
・孫との会話に最新のトピックスを取り入れられる
では、どうやって読書時間を作ればいいのでしょう?
実は、あなたの日常に「読書時間」は眠っています。
通勤時間、家事の合間、散歩中…。そんな「すきま時間」を活用する新しい読書スタイルが「聴く読書」です。
移動中でも、家事をしながらでも、あなたの興味のある本を楽しむことができます。
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